通信制サポート校とは、通信制高校に在籍する生徒に対して、3年間で卒業ができるよう単位取得・進級などに必要とされる支援を行う民間の教育施設のことです。
通信制高校を卒業するには、レポート(課題の添削)、スクーリング(面接指導)、テスト(試験)を通じて単位を取得する必要があります。しかし通信制高校の生徒は、独学になるので途中で挫折してしまうケースや卒業までに5年以上もかかってしまうケースが目立ちます。そういった生徒を学習面、生活面、精神面でサポートします。
通信制高校と同時入学することによって高校卒業資格を取得するコースや高卒認定の受験過程をめざしているコース、専攻のみの習得コースなどさまざまな形態があります。
学校教育法で定められた法的な「学校」としての認可を受けていないので、サポート校だけでは高卒の資格(学歴)取得はできません。つまり、高卒の資格を取得するためには、通信制高校に同時入学が必要となります。
サポート校の運営はおもに学習塾,予備校,専門学校など教育関連の学校で、それぞれの特色を活かしたノウハウで運営されています。現在ではサポート校の数は増え、全国で約200校以上と言われています。